取材協力
林 民子 ダブルツリー 代表取締役、NPO法人ソーシャルコンシェルジュ代表理事
四井 真治 パーマカルチャーデザイナー、土壌管理コンサルタント
いつの頃からか、日本でも社会貢献活動に「セレブ」なイメージが伴うようになった。TAKE ACTION FOUNDATIONの代表理事を務める中田英寿さんや国連WFPのオフィシャル・サポーターを務める知花くららさんをはじめ、プロスポーツ選手や有名人が社会貢献活動をサポートすることも珍しくない。
しかし、ほんの数年前まで、日本では社会貢献活動といえば「隠匿の美」。環境保護活動や障害者支援などに関わっていることをあまり大っぴらにしたがらない人のほうが多数派だった。そんな風潮が変わってきた背景には、国際的に活躍するスポーツ選手が増えたことなど、いろいろなファクターがあるが、草の根の活動に取組んできたパイオニアたちの存在も見逃せない。
NPO法人ソーシャルコンシェルジュの理事、林民子さんもその一人だ。最先端のファッション業界で、エシカル・ファッションの特集企画をはじめ、消費サイドからの「社会貢献」を啓発してきた。
2010年からは、エシカルな要素と商品力のバランスの良いアイテムを取り揃えたセレクト・ショップ「DoGood,BeHappy!」をプロデュース。ビジネスの力で中国の辺境に住む少数民族の人道支援、貧困解決を目指し、チベット族の宝であるヤクの毛に特化したニット・ブランド「SHOKAY」を展開し、日本のエシカル・ファッション市場をリードしている。
「今から5~6年ほど前から、スーパーモデルやハリウッド・スターなどのあいだで“エシカル”は当たり前になり、それと同時に一般の人の関心も高まり、ファッション誌の特集でもヒットにつながってきています。エシカルなコンセプトにファッション性やクオリティの良さが伴った商品開発が進んでいます」(林さん)
新着CM
-
マーケティング
広告は生活者の思考を左右するメディア—濱野周泰さん(月刊『宣伝会議』「私の広告観...
-
クリエイティブ
猫がバスの運転手に…画像生成AIを活用した徳島バスのテレビCM
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
広報
積水ハウス建設、住宅建築担う「クラフター」の入社人数が3.4倍に
-
AD
マーケティング
全社でCXを推進する三井住友海上火災保険 ヴァリューズと共に顧客理解を実現
-
販売促進
情報過多の中で効果的な体験イベント 日本コカ・コーラ、若年層に「綾鷹」を訴求
-
マーケティング
60匹の「えびステッカー」が各駅に 「かっぱえびせん」×「東海道新幹線」60周年...
-
販売促進
ヤマサ醤油が原宿に麺屋開店 ラーメン or ソーメン、提供されるのはどっち?
-
AD
特集
【Ayudante主催】デジタル時代のマーケティング活用セミナー